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めっきQ&A 解決事例

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Q&A

Q.無電解ニッケルの硬度をHV800以上にしたいのですか?

適切なベーキングで可能であり対応できます。

Q.アルミに低リン無電解ニッケルを施したいのですか可能ですか?

可能です。試験対応させていただきます。

Q.アルミにクロムめっきはできますか?

下地にめっきを施すことで可能です。

Q.ステンレス上に無電解ニッケルめっきを10μm付けられますか?

可能です。

Q.カーボン系の材料へめっきができますか。

詳しい材質やご希望のめっき種別など教えていただければ、対応いたします。
当社では、試作対応、量産実績どちらもございます。

Q.5円玉をきれいにしたいのですが何できれいになりますか?

酸性洗剤できれいになります。(塩素系洗剤と混ぜないように気をつけてください。)

Q.厚く均一に着くめっきはありますか?

無電解ニッケルめっきで50μmの実績があります。膜厚の公差として±10%程度です。

Q.パイプ内にめっきはできますか?

当社では無電解ニッケルめっき、無電解錫めっきで対応できます。

Q.カーボンにめっきはできますか?

基本的には可能です。加工状態により密着が悪い場合があるので、試験を行い、密着の確認をする必要があります。

Q.すり減った部品にめっきで肉盛りできますか?

基本的には可能です。まずは素材の状態を見せてください。

Q.アルマイト処理とめっき処理の違いは何ですか?

アルマイト処理は陽極での電解になりますが、めっき処理は表面に処理をしたい金属を陰極として電解し電解液の金属イオンを還元析出することで表面処理を行います。アルマイト処理はアルミ製品自体がめっき溶液に溶解するため表面を覆っているだけではなく生成されたアルマイト層の製品自体に入り込む形で表面を覆っています。

Q.耐食性の良いめっきはありますか?

合金めっきが耐食性に優れています。亜鉛ニッケルめっきなどがあります。

Q.クロムメッキとニッケルクロムメッキの違いは何ですか?

硬質クロムは工業用として、析出する皮膜がすべてクロム金属となります。高硬度・耐摩耗性に優れ、数10μmの厚めっきとめっき後の研磨が可能です。ニッケルクロムは、下地に電解ニッケルめっきを処理した後に、仕上げに、ごく薄く(0.1μm程度)施すものを装飾クロムといいます。

Q.バレルメッキとは何ですか?

バレルメッキとは、メッキしたい製品をバレル(樽のような形状の容器)に入れ、バレル内にある電極により電気を流して、バレルを回転させながらメッキする方法です。ラックメッキに比べ治具セットの工程が省略できるため、安価かつ大量にメッキすることが可能です。回転メッキ、ガラメッキとも呼ばれます。

Q.めっき膜の厚さはコントロールできますか?

コントロール可能です。特に無電解ニッケルめっきは、めっき膜を均一につけることができます。

Q.無電解ニッケルめっきが電気クロムメッキと比較して優れている点は何ですか?

1.均一な皮膜が得られる
2.ピンホールが比較的少ない
3.品物との密着性がよい
などの特徴があります。両方の皮膜の長所を引き出すため、無電解めっきした上にクロムめっきすることもあります。

Q.亜鉛めっきとは何ですか?

電気めっきの1つで、「亜鉛金属」をめっきさせます。亜鉛めっきは、鉄鋼の防錆力に優れ、コストも安いので、広く利用されております。亜鉛めっき後にはクロメート処理が必要で、光沢クロメート処理、有色クロメート処理、黒色クロメート処理などがあります。

Q.材質がSUS304に5μm厚で均一にメッキ加工処理を検討しております。

皮膜均一性を考えるのであれば、無電解ニッケルめっき加工処理が宜しいかと思います。無電解ニッケルめっき加工処理であれば、5μm厚均一にめっき加工処理をすることが可能です。

Q.SUS304の表面に硬質クロムめっき加工処理は可能でしょうか?

製品の大きさや形状によっては、図面や製品を拝見させていただいてからのお返事になりますが、材質的は、SUS304に硬質クロムめっき処理を施すことは可能です。

Q.三価クロメートって何ですか?

三価クロメートとは、めっきそのものではなく、めっき被膜上の防錆処理になります。亜鉛めっきでは、亜鉛を腐食から守るための処理になります。類似したもので、三価クロムと呼ばれるものがありますが、こちらとは、異なります。

Q.黒色亜鉛クロメートは黒色クロメートとは違うものでしょうか?

黒色亜鉛クロメートと黒色クロメート処理は同じ処理になります。

Q.クロメート処理は、亜鉛めっき加工処理後に利用しているのですが、この皮膜は具体的にどのようなものなのでしょうか?

クロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液中に製品を浸漬して防錆皮膜を生成させる方法のことです。
亜鉛めっきのクロメート処理は下記の効果があります。
1.耐食性向上
2.白錆の発生防止
3.指紋その他の汚れをつきにくくする
4.外観向上
5.塗料、染料の密着性向上など

Q.黒皮の鉄板に装飾クロムメッキ加工処理をしたいのですが、何か特別な処理が必要でしょうか?特別な処理があるとすればどのような処理になりますか?

めっき前に塩酸(酸洗処理)にて黒皮を除去が必要です。そのままめっき処理すると密着不良をおこし剥がれの要因になります。

Q.ニッケルクロムメッキの剥がれに対しての試験方法はどのような試験方法がありますか?

JIS規格では、ニッケルクロムめっきの密着性試験法としてJISH8504に記載のある試験法があります。一般的には碁盤目テストといいテープ試験です。

Q.電鋳って何のことですか?

電鋳は、「電気鋳造」の略語になります。電気めっきで鋳造物をつくることです。
電鋳の主な用途は、下記になります。

・複製品の製造・・・コンパクトディスクなどの原盤
・金型の製造・・・複雑な形状の金型、塗装マスク治具の製造
・肉盛り修理・・・部品の寸法不足や摩耗部分の肉盛り

Q.めっきで抗菌ってできますか?

はい、銀めっきをすると抗菌になります。銀の殺菌作用は古くから知られており、西洋では、銀製の食器が多いですし、虫歯の治療にも銀が使われております。

Q.どんな色がありますか?

代表的な色は、金色、銀色、銅色、黒色になります。

Q.錆びた鉄もキレイになりますか?

錆の進行状況で変わります。錆の面積が小さく、錆が発生してから時間が経っていないものならキレイになりますが、錆の面積が広く、時間が経過しているものほど難しくなります。

解決事例のご紹介

Q1.アルミ部品に錫めっきしてほしいのですが可能でしょうか?

アルミ上に下地めっきを施したあと錫めっきを行いました。
めっきの密着や下地めっきの影響は見られず、お客様に満足していただいております。

Q2.硬質クロムめっき後にサビが発生していますが、コストを上げずにサビを防ぐことはできますか?

専用治具を作成し、コストを上げずにサビを防ぐことが可能になりました。

Q3.小さい部品のへこみ部分だけにめっきできますか?

無電解ニッケルめっきを、マスキングとめっき方法の工夫により可能になりました。

ほんの一例ですが、いろいろな質問や相談がきております。
疑問に思ったことや話を聞いてみたいと思ったら、遠慮なく連絡をしてください。
お待ちしております。

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