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キャス試験
キャス試験とは、
キャス(CASS)試験は、金属材料や、めっきを施した金属材料の耐食性を評価する試験のことを言います。JISに規定されている耐食性の評価方法のひとつで、塩水噴霧試験の一種に分類されます。5%の食塩水に塩化第2銅と酢酸を添加した酸性液を噴霧して、試験対象材を腐食環境に曝します。試験溶液のphは3.0、試験槽の温度は50℃とされており、銅の添加によりイオン化傾向を高めることで、厳しい腐食促進試験となっています。