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電流密度
電流密度とは
めっきを行う場合、陰極または陽極の一定面積に対して、流すべき電流値を知る必要がある。これを電流密度と呼びます。一般的には、100c㎡の面積に対する電流を標準の値とし(A/d㎡)と表します。
例えば縦10cm横5cmの金属の薄板にめっきをする場合、5Aの電流を使ったとすると、
表面積は10ⅹ5ⅹ2(両面)=100c㎡
100c㎡=1d㎡となりますから、電流密度は5A/d㎡となります。