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技術情報

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    黒皮

    黒皮とは、 黒皮(ミルスケール)とは、熱間圧延加工で作られた鉄鋼材料の酸化皮膜のことです。表面にピンホールや凹凸があるほか、表面の精度が低く、めっきの密着性も悪く寸法精度を要する用途や外観性を重要視する用途に不向きです。なので黒皮は始めに下処理が必要になってき...

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    犠牲防食作用

    犠牲防食作用とは、 犠牲防食作用は、キズついた周囲の亜鉛が溶け出し、鉄を酸化から守ることで、鉄の代わりに亜鉛が犠牲となって錆の浸食を食い止める作用です。亜鉛メッキによって、キズついて素地の鉄が露出したとしてもキズの周囲の素地金属よりイオン傾向が大きい亜鉛が鉄よ...

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    クロメート処理

    クロメート処理とは、 クロメートは、クロメート処理液(成分は三価クロムや六価クロムなど、 クロムメッキに用いるものとほぼ同じ)に電気を使わず浸漬させることで、 クロメート皮膜と呼ばれるものをつける処理方法です。 主に亜鉛メッキの仕上げに使われる事が多く耐食性や...

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    アルミニウム上無電解ニッケルめっき (ダブルジンケート処理)

    アルミニウム上無電解ニッケルめっき (ダブルジンケート処理)とは  無電解ニッケルめっき(むでんかいニッケルめっき)は、外部から電気を使わずに、イオン化傾向を利用して金属の表面にニッケルの薄膜を形成する方法ですが、アルミニウムは空気中に放置するとすぐに酸化皮膜...

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    無電解ニッケルめっき

    無電解ニッケルめっきとは、 無電解ニッケルめっき(むでんかいニッケルめっき)は、外部から電気を使わずに、イオン化傾向を利用して金属の表面にニッケルの薄膜を形成する方法です。 電解ニッケルめっき被膜のリン含有率により低リン・中リン・高リンと主に3種類に分かれてい...

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    無光沢ニッケル

    無光沢ニッケルとは、  無光沢ニッケルは、光沢剤を含まない、または最小限の添加剤しか使用しないニッケルめっきの一種です。一般的に光沢ニッケルとは異なり、表面がマットな仕上がりになり、以下のような特性を持っています。 特徴 均一な膜厚: めっき皮膜が均一になりや...

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    錫めっきのウィスカとは? 発生原因と抑制対策ウィスカ

     ウィスカ(Whisker)とは、金属表面から自然に成長する針状の結晶で、錫(Sn)めっきにおいて特に問題視されています。電子部品の回路をショートさせる原因となるため、その抑制が重要です。 ウィスカの発生原因 1. 内部応力:めっき層や下地金属の応力により発生...

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    錫めっき

    錫めっきとは、 錫めっきは、防錆性・はんだ付け性・耐食性などの向上を目的に広く使われています。電子部品、食品包装、金属接点など、多くの産業で利用されています。 錫めっきの特徴と用途 1.防錆性・耐食性の向上 ・ 錫は比較的腐食しにくい金属であり、銅や鉄などの酸...

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    シアン化銅めっき

    シアン化銅めっきとは、  シアン化銅めっきは、シアン化銅(CuCN)とシアン化ナトリウム(NaCN)を主成分とするめっき浴を用いた銅めっきの一種です。主に鋼、亜鉛ダイカスト、アルミニウムなどの非銅系素材に対する密着性の高い下地めっきとして利用されます。 シアン...

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    黒色ニッケルめっき

    黒色ニッケルめっきとは、  黒色ニッケルめっきは、電気めっきによるニッケル-スズの合金めっき、ニッケル-亜鉛の合金や化学反応による無電解黒ニッケルめっきにより処理されます。外観は下地に光沢ニッケルを付け、その上に黒色ニッケルを付けることで光沢感のある仕上りとな...